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 派遣社員の憂鬱・・・。 vol.2 byパンマン
派遣社員として職を転々とし続けた
現在ぷー太郎主婦


”笑顔を武器に”がそれまで私のスタンスであったが世の中そんな甘いわけない。

私にとって基本操作に毛が生えた程度しか使えないソフトを中心としたパソコン

オペレーションの仕事が入ってきた。

私にその仕事は役不足と分かりきっていたにもかかわらず、派遣会社も私の

これまでの評判だけを買ってくれたようで当然受入れ側はかなり不安げであった。

担当のおじさまにいくら笑顔で接しても、ミスはこっぴどく叱られ、もっと頑張って
   
もらわないと!とかなり露骨に嫌味を言われたり、よくできる派遣社員と比べられ

たりと、さほど高くない私のプライドはそれなりに傷つけられた。

前任の派遣社員がかなりスキルの高い人で時給も高額で1800円だった。

なぜかそれを引き続き私ごときに払わされるんだもの、そりゃ無理もないねー。

でも、それって私のせい? 私はいつも就業前に営業マンに確認してたんだよ。
   
「私で大丈夫なんですか?勤まりますか?」ってっね。

無理矢理働かせて下さいって言ったわけじゃないじゃん。時給だって

「今の自分に見合った金額でいいです!」ってちゃんと言ったさー。

派遣社員というのは新卒とは違って即戦力が必須。派遣会社は高額な時給で

契約がとれると自分たちの取り分が増えるのかもしれないけど、私みたいなのは

とっても肩身が狭い・・・。
   
まあ、そんな私でも時給の高さと自分のスキルが伴っていないことに悩みながらも

なんとかその仕事をこなせるようになった。かなり努力もしたさー。

パソコンの専門書をコレクションできたのもこの時期である。

買ったことに満足するタイプだからどのマニュアル本もかなりピカピカ!

パソコン関連の書籍なんて進化が早すぎて今役に立つものは1冊もないのが

悲しい。

また、厳しい状況の中で頑張れた理由にひとりの先輩がいた。
 
まだこの時代は売り手市場だったから今ほどペコペコしなくても派遣の仕事は

豊富だった。

同じ派遣社員の先輩はいわゆる、「口八丁手八丁」であった。

当然仕事はデキるのだが、その分態度もかなりのもので、私はしばらく

その人が派遣社員だと気づかなかったほどである。

社員の人への口ごたえもすさまじいものがあったけど、デキない私にとっては
 
憧れの存在。

いつか私も仕事がデキるようになって、言いたいことをなんでも自由に言える

立場になってやろうと心に誓ったものである。



[その他の憂鬱]
憂鬱vol.1
憂鬱vol.2
憂鬱vol.3
憂鬱vol.4
憂鬱vol.5
憂鬱vol.6
憂鬱vol.7
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